ユーザーを削除した後、アカウントは 30 日間中断状態のままになります。 その 30 日間の期間中、ユーザー アカウントとそのすべてのプロパティを復元できます。
その 30 日間の期間が経過すると、完全削除プロセスが自動的に開始され、停止できません。 この間、論理的に削除されたユーザーの管理はブロックされます。 この制限は、オンプレミス ハイブリッド シナリオのテナント同期サイクル中に、論理的に削除されたユーザーを一致によって復元する場合にも適用されます。
Microsoft Entra 管理センターを使用して、復元可能なユーザーの表示、削除されたユーザーの復元、またはユーザーの完全な削除を行うことができます。
Important
お客様も Microsoft カスタマー サポートも、完全に削除されたユーザーを復元することはできません。
[前提条件]
ユーザーを復元して完全に削除するには、少なくとも次のロールが必要です。
復元可能なユーザーを表示する
30 日以内に削除されたすべてのユーザーを表示できます。 これらのユーザーは復元できます。
復元可能なユーザーを表示するには
Microsoft Entra 管理センターに、少なくともユーザー管理者としてサインインします。
Entra ID>Users>Deleted ユーザーを参照します。
復元できるユーザーの一覧を確認します。
最近削除されたユーザーを復元する
ユーザー アカウントが組織から削除されると、アカウントは中断状態になります。 アカウントの組織情報はすべて保持されます。 ユーザーを復元すると、この組織情報も復元されます。
注
ユーザーが復元されると、削除時にユーザーに割り当てられたライセンスも、使用可能なライセンスがない場合でも復元されます。 購入したライセンスよりも多くのライセンスを消費している場合、組織はライセンスの使用に関して一時的にコンプライアンス違反になる可能性があります。
ユーザーを復元するには
[ 削除されたユーザー ] ページで、使用可能なユーザーの 1 つを検索して選択します。 たとえば、 Mary Parker などです。
[ ユーザーの復元] を選択します。
ユーザーを完全に削除する
30 日間の自動削除を待たずに、組織からユーザーを完全に削除できます。 完全に削除されたユーザーは、Microsoft カスタマー サポートを含む誰も復元できません。
注
誤ってユーザーを完全に削除した場合は、新しいユーザーを作成し、以前のすべての情報を手動で入力する必要があります。 新しいユーザーの作成の詳細については、「ユーザーの 追加または削除」を参照してください。
ユーザーを完全に削除するには
[ 削除されたユーザー ] ページで、使用可能なユーザーの 1 つを検索して選択します。 たとえば、 Rae Huff などです。
完全に削除 を選択します。