適用対象:SQL Server 2025 (17.x) プレビュー
Azure SQL Database
Azure SQL Managed Instance
Microsoft Fabric Preview の SQL データベース
この関数は、現在のデータベース システム日付を 日付 値として返します。データベースの時刻とタイム ゾーンのオフセットは返されません。
CURRENT_DATE
は、データベース エンジン実行の基になるオペレーティング システムからこの値を派生させます。
Note
SYSDATETIME
と SYSUTCDATE
の場合、1 秒未満の秒の有効桁数で測定され、GETDATE
や GETUTCDATE
より精度が高くなります。
SYSDATETIMEOFFSET
関数には、システムのタイム ゾーン オフセットが含まれます。 日付と時刻のあらゆる型の変数に SYSDATETIME
、SYSUTCDATETIME
、SYSDATETIMEOFFSET
を割り当てることができます。
この関数は、 CAST(GETDATE() AS DATE)
と同等の ANSI SQL です。 詳細については、 GETDATE を参照してください。
Transact-SQL のすべての日付と時刻のデータ型と関数の概要については日付と時刻のデータ型と関数に関するページを参照してください。
構文
CURRENT_DATE
引数
この関数は引数を取りません。
戻り値の型
date
解説
Transact-SQL ステートメントは、CURRENT_DATE
式を参照できる任意の場所でを参照できます。
CURRENT_DATE
は非決定論的関数です。 この列を参照するビューと式にインデックスを作成することはできません。
例
これらの例では、現在の日付と時刻の値を返すシステム関数を使用して、日付、時刻、またはその両方を返します。 これらの例では、値が順番に返されるため、秒の小数部が異なることがあります。 返される実際の値は、実際の実行日/時刻を反映します。
A. 現在のシステム日付と時刻を取得する
SELECT SYSDATETIME(),
SYSDATETIMEOFFSET(),
SYSUTCDATETIME(),
CURRENT_TIMESTAMP,
GETDATE(),
GETUTCDATE(),
CURRENT_DATE;
結果セットは次のとおりです。
データの種類 | 値 |
---|---|
SYSDATETIME() |
2024-06-26 14:04:21.6172014 |
SYSDATETIMEOFFSET() |
2024-06-26 14:04:21.6172014 -05:00 |
SYSUTCDATETIME() |
2024-06-26 19:04:21.6172014 |
CURRENT_TIMESTAMP |
2024-06-26 14:04:21.617 |
GETDATE() |
2024-06-26 14:04:21.617 |
GETUTCDATE() |
2024-06-26 19:04:21.617 |
CURRENT_DATE |
2024-06-26 |
B. 現在のシステム日付を取得する
SELECT CONVERT (DATE, SYSDATETIME()),
CONVERT (DATE, SYSDATETIMEOFFSET()),
CONVERT (DATE, SYSUTCDATETIME()),
CONVERT (DATE, CURRENT_TIMESTAMP),
CONVERT (DATE, GETDATE()),
CONVERT (DATE, GETUTCDATE()),
CURRENT_DATE;
結果セットは次のとおりです。
データの種類 | 値 |
---|---|
SYSDATETIME() |
2024-06-26 |
SYSDATETIMEOFFSET() |
2024-06-26 |
SYSUTCDATETIME() |
2024-06-26 |
CURRENT_TIMESTAMP |
2024-06-26 |
GETDATE() |
2024-06-26 |
GETUTCDATE() |
2024-06-26 |
CURRENT_DATE |
2024-06-26 |