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SECURITY_IMPERSONATION_LEVEL列挙 (wudfddi.h)

[UMDF にのみ適用]

SECURITY_IMPERSONATION_LEVEL 列挙には、セキュリティ偽装レベルを識別する値が含まれています。

構文

typedef enum _SECURITY_IMPERSONATION_LEVEL {
  SecurityAnonymous,
  SecurityIdentification,
  SecurityImpersonation,
  SecurityDelegation
} SECURITY_IMPERSONATION_LEVEL;

定数

 
SecurityAnonymous
ドライバーは、クライアントを偽装または識別できません。
SecurityIdentification
ドライバーは、クライアントの ID と特権を取得できますが、クライアントを偽装することはできません。
SecurityImpersonation
ドライバーは、ローカル システムでクライアントのセキュリティ コンテキストを偽装できます。
SecurityDelegation
ドライバーは、リモート システムでクライアントのセキュリティ コンテキストを偽装できます。

備考

UMDF での偽装の詳細については、「クライアント偽装の処理」を参照してください。

UMDF ドライバーは、IWDFIoRequest::Impersonate メソッドに SECURITY_IMPERSONATION_LEVEL のいずれかの値を提供して、セキュリティ偽装レベルを設定します。

セキュリティ偽装レベルの詳細については、Microsoft Windows SDK ドキュメントの SECURITY_IMPERSONATION_LEVEL 列挙型を参照してください。

必要条件

要件 価値
ヘッダー wudfddi.h (Wudfddi.h を含む)

関連項目

IWDFIoRequest::Impersonate