Windows のディスク管理システム ユーティリティを使用して、仮想ハード ディスク (VHD) を作成、アタッチ、デタッチできます。 VHD は、物理ハード ドライブと同様の機能を持つディスク イメージ ファイル形式です。 VHD ファイルの種類は、 .vhd
または .vhdx
です (推奨)。 VHD は、主に Hyper-V 仮想マシンで使用するように設計されています。
VHD が同時に作成および初期化されます。 [ディスク管理] ビューでは、VHD は物理ディスクと同じように見えます。 VHD が接続され、使用できる場合、ディスク アイコンは青色で表示されます。 VHD がデタッチされ、使用できない場合、ディスク アイコンは灰色で表示されます。
Prerequisites
この記事の手順を完了するには、次の前提条件を満たす必要があります。
- ユーザー アカウントは、 Backup Operators または Administrators グループのメンバーである必要があります。
VHD を作成する
VHD を作成するには、次の手順に従います。
Windows の [スタート ] メニューで、管理者アクセス許可を使用してディスク管理を検索して開きます。
[アクション] メニューを展開し、[VHD の作成] を選択します。
[ 仮想ハード ディスクの作成と接続 ] ダイアログで、VHD ファイルを格納する物理コンピューター上の場所を指定します。
[ 場所 ] フィールドで、[ 参照] を選択します。 新しい VHD を格納するフォルダーを見つけて選択し、[ OK] を選択します。
Note
場所は、 \Windows ディレクトリを含まない完全修飾パスである必要があります。
[ ファイル名 ] フィールドに、新しい VHD の名前を入力します。
[ 名前を付けて保存 ] ドロップダウン リストを展開し、[ 仮想ディスク ファイル (*.vhdx)] を選択します。
保存 を選択します。
[ 仮想ハード ディスク サイズ ] フィールドに、新しい VHD のファイル サイズを入力します。
Note
VHD は、最小サイズが 3 メガバイト (MB) のベーシック ディスクにのみできます。 サイズが大きい固定サイズの VHD の作成には、余分な時間がかかる場合があります。
[ 仮想ハード ディスクの種類 ] フィールドで、[ 動的に展開] または [固定サイズ] を選択します。
[ OK] を 選択して完了します。
VDH の接続
VHD (作成したディスクまたは別の既存の VHD) を使用できるようにするには、次の手順に従います。
Windows の [スタート ] メニューで、管理者アクセス許可を使用してディスク管理を検索して開きます。
[アクション] メニューを展開し、[VHD のアタッチ] を選択します。
[ 仮想ハード ディスクのアタッチ ] ダイアログで、[参照] を選択 します。 VHD の
.vhdx
または.vhd
ファイルを見つけて選択し、[ OK] を選択します。[ 仮想ハード ディスクの接続 ] ダイアログで、[ OK] を 選択して完了します。
VHD の切断
VHD をデタッチすると、ディスクが使用できなくなります。 VHD またはディスクに格納されているデータは削除しません。
次の手順に従って VHD をデタッチします。
Windows の [スタート ] メニューで、管理者アクセス許可を使用してディスク管理を検索して開きます。
ディスクの一覧で、アタッチする VHD を見つけます。
VHD を右クリックし、[ VHD のデタッチ] を選択し、[ OK] を選択します。