Windows アプリの開発では、"コントロール" は、コンテンツを表示したり、操作を有効にしたりする UI 要素です。 コントロールとは、ユーザー インターフェイスの構成要素です。 パターンとは、いくつかのコントロールを組み合わせて、新しいものを作成するためのレシピです。
単純なボタンから、グリッド ビューのような強力なデータ コントロールまで、ユーザーが使用できる 45 種類以上のコントロールが用意されています。 これらのコントロールは Fluent Design System の一部です。すべでのデバイスやあらゆる画面サイズで見栄えがよく、力強い、スケーラブルな UI を作成できます。
このセクションの記事では、Windows アプリにコントロールとパターンを追加するための設計ガイダンスとコーディングの手順を示します。
一般的な手順とコード例
ここで取り上げるトピックでは、XAML と C# でコントロールを追加およびスタイル設定するための手順とコード例を示します。
アプリにコントロールを追加するには、次の 3 つの重要な手順があります。アプリの UI にコントロールを追加し、コントロールのプロパティを設定し、コントロールを動作させるためのコードをコントロールのイベント ハンドラーに追加します。
XAML フレームワークを使って、さまざまな方法でアプリの外観をカスタマイズできます。 スタイルを使うと、コントロールのプロパティに値を設定し、その設定を再利用することで、複数のコントロールの外観を統一できます。
WinUI を取得する
一部のコントロールは、新しいコントロールと UI 機能を含む NuGet パッケージである WinUI のみ入手可能です。 これを入手するには、「WinUI の概要およびインストール手順」を参照してください。
コントロールのインデックス
次の表に、Windows アプリの一般的なコントロールとパターンと、WinUI 専用のコントロールとパターンを示します。
一般的な Windows アプリ コントロール
WinUI のみ
アニメーション化されたビジュアル プレーヤー ( Lottie を参照)
フォーム (パターン)
リスト/詳細 (パターン)
WinUI ギャラリー
Microsoft Store から WinUI ギャラリー アプリを入手し、XAML コントロールおよび Fluent Design System の動作を確認します。 WinUI 3 ギャラリー アプリと WinUI 2 ギャラリー アプリには、ほとんどの WinUI 3 および WinUI 2 コントロールと機能の対話型の例が含まれています。 これらのアプリは、この Web サイトの対話型コンパニオンです。 これらのアプリがインストールされている場合、個々のコントロール ページのリンクを使用して、アプリを起動し、コントロールの動作を確認することができます。
- Microsoft Store から WinUI 3 ギャラリーと WinUI 2 ギャラリーを取得します。
- GitHub から両方のソース コードを取得します (WinUI 3 の場合は main ブランチ、WinUI 2 の場合は winui2 ブランチを使用します)。
追加の制御
Windows 開発用の追加のコントロールは、Telerik、SyncFusion、DevExpress、Infragistics、ComponentOne、ActiPro などの企業から入手できます。 これらのコントロールは、カスタム コントロールおよびサービスによって標準システム コントロールを補うことにより、エンタープライズおよび .NET 開発者に追加のサポートを提供します。
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