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Azure Traffic Managerとは
Azure Traffic ManagerはDNSレベルでトラフィックを制御するL4ロードバランサです。
ワールドワイドに散らばったリソースにも負荷分散できるという特徴があります。
DNSレベルでトラフィックを制御することができるため事業継続性や災害対策などのクリティカルなサービスで活用することが出来ます。
主な特徴
アプリケーションのダウンタイムを短縮
Traffic ManagerはAzureの内部と外部のサイトおよびサービスを監視することが出来ます。
障害発生時にユーザーを新しい場所に自動転送することで、可用性を挙げることが出来ます。
アプリのパフォーマンスとコンテンツ配信性能を向上
ユーザーを自動的にAzure内外のネットワーク待ち時間が最も短い場所へ誘導することで、アプリケーションの応答性を向上させます。
それによって、コンテンツの配信にかかる時間を短縮し、ユーザーエクスペリエンスを高めます。
トラフィックを複数の場所へ分散
複数のクラウド サービスや複数のAzure Web Appsなど、複数の場所にトラフィックを分散できます。
また分散の方法も、均一負荷分散・加重負荷分散のいずれかを選択できます。
オンプレミスデータセンターで使用
Traffic Managerは、クラウドへのバースト、クラウドへの移行、クラウドへのフェールオーバーなど、オンプレミスのシナリオにも適用可能です。
ダウンタイムを意識せずに、オンサイト データセンターのアップグレードまたは保守を行うことができます。
複数のトラフィック ルーティング オプションを選択可能
Azure Traffic Manager では以下のルーティングオプションをアプリケーションやシナリオに合わせて選択できます。
- フェールオーバー
- パフォーマンス
- 加重ラウンドロビン
複数のロードバランサーの違い
OSI参照モデルのレイヤ | L4 | L4 | L7 |
制御レベル | DNSレベル | IPアドレス | URLやHTTPヘッダ |
特徴 | ワールドワイドに散らばったリソースにも負荷分散でき、 DNSレベルで制御するため事業継続性や災害対策などのクリティカルなサービスで必要になる | ILB(Internal Load Balancer) と ELB(External Load Balancer) のどちらとしても使える | SSLオフロード機能、Cookie処理による振りわけ等に対応可能 |