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みなさん、こんにちは
4月にMDOPコンポーネントの最新情報をお伝えさせて頂きましたが、
今回は 、その続編としてMDOP コンポーネントの最新 Beta リリースについてご紹介致します。
■ MBAM 2.0 Beta 、 UE-V Beta2 、 App-V 5.0 Beta2リリース情報
MBAM 2.0 Beta, UE-V Beta 2,App-V 5.0 Beta 2は こちら より入手可能です。
1.MBAM 2.0 Beta (Microsoft BitLocker Administration and Monitoring)
6/11 にMBAM 2.0の Beta がリリースされています。
MBAM はこれまでにも本Blogでご紹介をさせて頂いていますが (以前の記事はこちら)、
MBAM は昨年8月にMDOP の新しいコンポーネントとしてリリースされた、BitLocker
の統合管理ツールとなります。
今回新たにリリースされたMBAM 2.0 Beta では、MBAM 1.0 で提供されていた各種管理機能に加え、
サポートコストの削減、コンプライアンス&セキュリティ管理機能、既存インフラとの統合などの要素を
中心に以下の機能強化が行われます。
- エンド ユーザー向けの Self Service Recovery Portal により、これまで以上に迅速な障害復旧が可能に
- 暗号化の強制やコンプライアンス レポートの追加などによる管理性の向上
- System Center Configuration Manager 2007/2012 との統合
- Windows 8 のサポート
※MBAM 2.0 の詳細情報についてはこちらのBlogでもご確認頂けます (英語)
エンドユーザー自身での回復キーの参照を可能にするWeb ポータルを提供し、より一層のサポートコスト削減を実現。
SCCM のインベントリ情報を拡張し、BitLocker の暗号化状態も取得可能に 。レポートによる全体の状況把握も可能。
2.UE-V Beta 2 (User Environment Virtualization)
UE-V は次期MDOPに含まれる予定の新しいコンポーネントで、
ユーザー状態 (アプリケーションやデスクトップの設定) を仮想化する製品です。
UE-Vの利用により、Windows 7 や Windows 8 など異なるPC、タブレット、仮想デスクトップなど
様々な環境でデスクトップ環境の設定や3rd パーティ製も含めたアプリケーションの個人設定を
ローミングして引き継ぐことが可能となります。
UE-Vについては4月にBeta 1 がリリースされていましたが、6/25に UE-V Beta 2 がリリースされており、
以下の機能が拡張されています。
- ローミング可能な設定項目の追加(スタートメニュー、タスクバー、フォルダーオプション、地域と言語)
- Windows 7 および Windows 8 間での設定のローミング
- グループポリシーのサポート (ADMX テンプレートの提供)
- UE-V Generator の機能強化
- IE 8 / 9 / 10 でのローミング (お気に入り、ホームページ)
UE-V Generator により、既定以外のアプリケーションのためのカスタムテンプレートを簡単に作成可能 。
作成したテンプレートを各クライアントに配布することで、アプリケーションの設定を複数のPC間でローミング可能となる。
3.App-V 5.0 Beta 2 (Microsoft Application Virtualization)
App-V 5.0 では従来の App-V 4.6 に加え、仮想アプリケーション間の連携や、
仮想アプリケーションとOSとの親和性の向上など、大幅なな機能強化が行われます。
UE-V と同様に App-V 5.0 についてもBeta1がリリースされていましたが、7/16 に 新たにBeta2 がリリースされています。
Beta 2では、以下の機能が拡張されています。
- レポート機能
- System Center Configuration Manager 2012との統合
- Power Shell による自動化 (管理サーバー、シーケンサー)
※App-V 5.0 Beta 2の詳細についてはこちらのBlog でもご確認頂けます (英語となります)
※App-V4.6で利用されていた仮想アプリケーションをApp-V 5.0 用に変換することも可能となっています。
App-V 5.0 Beta2 のシーケンサーによる仮想パッケージの編集画面。
App-V 5.0 では 仮想アプリケーションとOS との親和性が向上する。
App-V 5.0 のパッケージの OS との親和性向上により、RDS の RemoteApp としても簡単に登録・利用が可能となる。
RD Webポータル上にログインしたユーザーの利用イメージ。
RemoteApp としてApp-V 5.0 の仮想パッケージを利用可能。
また、これまで、Office をApp-V 環境で利用して頂くには App-Vシーケンサーによる仮想Office のパッケージ化
作業が必要であり、管理者の方にとっては少なからず手間の発生する作業を実施頂く必要が御座いました。
お客様からは、マイクロソフトからあらかじめ仮想化された(シーケンス済みの) Office を
提供して欲しいとのご要望を頂くことも少なくありませんでしたが、7/24に遂にApp-V 5.0 Beta 2 用に
仮想化された(シーケンス済みの) Office 2013 のPreview パッケージがリリースされました!
・ Microsoft Office 2013 Preview AppV packages
http://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=30423
上記 Link で提供される Office 2013 Preview App-V パッケージをダウンロード頂き、
App-V 5.0 Beta 2 サーバーに登録して頂くだけで、すぐに App-V
5.0 Beta 2 クライアントに配信してご利用頂くことが出来ます。
これまでの様に手間の発生するシーケンス作業を行うことなく、仮想Office の配信を簡単に実施頂くことが出るようになります。
シンプルでより使い易くなったWeb ベースのApp-V 5.0 管理コンソール。
Microsoft Office 2013 Preview AppV packages は登録後にすぐに利用可能。
App-V 5.0 Beta 2 の評価と合わせてこちらの Microsoft Office 2013 Preview AppVPackages も是非ご評価下さい!
それではまた!