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こんにちは、Azure サポート チームの世古です。
今回は Azure IaaS VM のバックアップの復元機能の 1 つであるファイル復元失敗時の対処方法についてご案内いたします。
まず一般的な問題としては、リストア対象の環境での制限がある場合です。以下が 3 つが主な要因です。
・ネットワーク制限の場合
参考: ファイル復元時のiSCSIターゲットエラー (Exception caught while connecting to Target) の対処法
1. download.microsoft.com へ接続可能であること。
2. 取得されたバックアップに接続するため、インターネットへの HTTP (80) 接続とHTTPS (443) 接続が可能であること。
3. iSCSI 接続のため 3260 ポートへ接続可能であること。
・サポートされた OS でない場合
参考: システム要件
https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/backup/backup-azure-restore-files-from-vm\#system-requirements
・特殊な構成のバックアップ
参考: 特殊な構成
https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/backup/backup-azure-restore-files-from-vm\#special-configurations
上記構成には該当せずファイル復元が出来ない場合には、対象の環境において復元ポイントをマウントしているものの自動でオンラインにならない問題に該当している可能性がございます。その場合には、ディスクの管理 (diskmgmt.msc) から現在接続されているディスクを確認し、ファイル復元時に追加されているディスクが見えているか、またそのディスクがオフライン状態の場合には手動でオンラインに変更し、対象のディスクにアクセス出来、ファイルの復元が可能かご確認ください。以下手順についてご紹介します。
- Windows の検索で "ディスクの管理" を検索し開きます。
- 接続されているディスクに復元処理で追加されたディスクがあるか確認します。
- 追加されたディスクがあり、オフライン状態の場合には、右クリックして[オンライン]を選択します。
- エクスプローラーを開き、復元対象のファイルが見えることを確認します。