JavaScript JIT の使用を制御する
サポートされているバージョン
- 93 以降の Windows および macOS の場合
説明
JIT (Just In Time) コンパイラを有効にした v8 JavaScript エンジンを Microsoft Edge が実行するかどうかを設定できます。
JavaScript JIT を無効にすると、Microsoft Edge Web コンテンツのレンダリングが遅くなる可能性があり、WebAssembly を含む JavaScript の一部も無効になる可能性があります。 JavaScript JIT を無効にすると、Microsoft Edge 構成で Web コンテンツをレンダリングできる場合があります。
JavaScriptJitAllowedForSites および JavaScriptJitBlockedForSites ポリシーを使用して、特定の URL パターンに対してこのポリシーをオーバーライドできます。
このポリシーを構成しない場合、JavaScript JIT が有効になります。
ポリシー オプション マッピング:
AllowJavaScriptJit (1) = 任意のサイトで JavaScript JIT を実行できます
BlockJavaScriptJit (2) = JavaScript JIT を実行するサイトを許可しない
このポリシーを構成する場合は、上記の情報を使用します。
ポリシー オプション マッピング:
このポリシーを構成するときは、この情報を使用します。
- AllowJavaScriptJit (1) = 任意のサイトで JavaScript JIT を実行できます
- BlockJavaScriptJit (2) = JavaScript JIT を実行するサイトを許可しない
サポートされている機能
- 必須にすることができるか: はい
- 推奨にすることができるか: いいえ
- 動的なポリシーの更新: はい
- プロファイルごと: はい
- Microsoft アカウントでサインインしているプロファイルに適用: いいえ
データ型
- Integer
Windows の情報と設定
グループ ポリシー (ADMX) 情報
- GP 固有の名前: DefaultJavaScriptJitSetting
- GP 名: JavaScript JIT を制御する
- GP パス (必須): 管理用テンプレート/Microsoft Edge/コンテンツの設定
- GP パス (推奨): なし
- GP ADMX ファイル名: MSEdge.admx
値の例
Allow any site to run JavaScript JIT
レジストリの設定
- パス (必須): SOFTWARE\Policies\Microsoft\Edge
- パス (推奨): なし
- 値名: DefaultJavaScriptJitSetting
- 値の種類: REG_DWORD
レジストリ値の例
0x00000001
Mac の情報と設定
- 基本設定キー名: DefaultJavaScriptJitSetting
- サンプル値:
<integer>1</integer>