Azure NetApp Files を使用すると、以前に削除した場合に備えて、2 つのボリューム間のレプリケーション関係を再確立できます。 リレーションシップは、宛先ボリュームからのみ再確立できます。
宛先ボリュームが引き続き操作可能であり、スナップショットが削除されなかった場合、レプリケーションの再確立操作では最後の共通スナップショットが使用されます。 操作は、最後に既知の正常なスナップショットに基づいて、宛先ボリュームを増分同期します。 ベースライン スナップショットは必要ありません。
Considerations
- リレーションシップを再確立できるのは、 手動 または スナップショット ポリシーによって生成された既存のスナップショットがある場合のみです。
機能を登録する
削除されたボリューム レプリケーションリレーションシップの再確立機能は、現在プレビュー段階です。 この機能を初めて使用する場合は、まず機能を登録する必要があります。
次のコマンドを使用して、この機能を登録します。
Register-AzProviderFeature -ProviderNamespace Microsoft.NetApp -FeatureName ANFReestablishReplication機能の登録の状態を確認します。
Note
RegistrationState が
Registering状態からRegisteredに変化するまでに最大 60 分間かかる場合があります。 この状態がRegisteredになってから続行してください。Get-AzProviderFeature -ProviderNamespace Microsoft.NetApp -FeatureName ANFReestablishReplication
また、Azure CLI のコマンドaz feature register と az feature show を使用して、機能を登録し、登録状態を表示することもできます。
リレーションシップを再確立する
- [ストレージ サービス] の [ボリューム] メニューから、復元するレプリケーション関係の宛先ボリュームだったボリュームを選択します。 次に、[ レプリケーション ] タブを選択します。
- [ レプリケーション ] タブで、[ 再確立 ] ボタンを選択します。
- ドロップダウン リストが表示され、以前は選択したボリュームとソースまたは宛先のレプリケーション関係を持っていたすべてのボリュームが選択されます。 ドロップダウン メニューから、リレーションシップを再確立するボリュームを選択します。 [ OK] を 選択してリレーションシップを再確立します。