節約プランのスコープを設定すると、特典が適用される範囲を指定できます。
節約プランのスコープ設定には、ニーズに応じて次のオプションがあります。
スコープ オプション
- リソース グループ スコープ - 選択されたリソース グループ内の対象となるリソースに特典を適用します。
- サブスクリプション スコープ - 選択されたサブスクリプションの対象となるリソースに特典を適用します。
- 管理グループ - 下の両方に含まれるすべてのサブスクリプションからの、対象となるリソースに特典を適用します。
- 管理グループ
- 特典の購入に使用したサブスクリプションと同じ登録/課金プロファイル
- 共有スコープ - EA 登録または MCA 課金プロファイルにあるサブスクリプションで、対象となるリソースにベネフィットを適用します。 登録/課金プロファイルのすべての Microsoft Entra テナントに、共有スコープの特典が適用されます。
スコープの処理順序
ユーザーの使用量に節約プランの特典を適用する際、Azure は節約プランを次の順序で処理します。
- リソース グループをスコープとする節約プラン。
- サブスクリプションをスコープとする節約プラン。
- 管理グループをスコープとする節約プラン。
- 節約プランの共有スコープ。
スコープは、節約プランの購入後にいつでも更新できます。 これを行うには、節約プランにアクセスし、[構成] を選択して節約プランのスコープを再設定します。 節約プランのスコープの再設定は商用トランザクションではないため、節約プランの期間は変更されません。 スコープの更新の詳細については、節約プラン購入後にスコープを更新する方法に関するセクションを参照してください。