このページでは、専用のコンピューティング アクセス モードの概要について説明します。
専用コンピューティングとは
専用コンピューティングは、専用アクセス モードで構成されたコンピューティングです。 つまり、コンピューティング リソースは、割り当てられている 1 人のユーザーまたはグループのみが使用できます。 アクセス モードの構成については、「アクセス モード」を参照してください。
アクセス モードの選択
アクセス モードは、汎用またはジョブのコンピューティング リソースを作成するときに構成されます。 アクセス モードの設定は、コンピューティング UI の [詳細設定 ] セクションの下にあり、API の data_security_mode によって表されます。
UI の既定では、アクセス モードは Auto に設定されています。つまり、選択した Databricks Runtime に基づいてアクセス モードが自動的に選択されます。 自動では、機械学習ランタイムまたは 14.3 未満の Databricks ランタイムが選択されていない限り、既定では Standard になります。この場合は Dedicated が使用されます。
専用コンピューティングを使用する場合
次を必要とするワークロード用の専用コンピューティングを選択します。
- RDD API: Spark の RDD (Resilient Distributed Dataset) API への直接アクセスが必要なワークロード
- GPU インスタンス: GPU リソースへのアクセスを必要とするワークロード
- R 言語のサポート: R プログラミング機能を必要とするデータ サイエンス ワークロード
- 特権マシン アクセス: 下位レベルのシステム リソースへのアクセスを必要とするアプリケーション
- カスタム コンテナー: コンテナー化された環境とカスタム ソフトウェア スタック
一般的なデータ エンジニアリング、SQL 分析、コラボレーション データ サイエンスなど、他のほとんどのワークロードでは、コスト効率を向上させ、管理を簡素化するために標準コンピューティングを使用します。 Standard コンピューティングの概要を参照してください。
ユーザーとグループの割り当て
- 1 人のユーザー: 排他アクセスのためにコンピューティングを 1 人の特定のユーザーに割り当てます。
- グループ アクセス: グループ内の共有アクセス用に コンピューティングを 1 つの グループに割り当てます (パブリック プレビュー)。 専用コンピューティング グループアクセスを参照してください。
制限事項と考慮事項
- きめ細かなアクセス制御機能には、Databricks Runtime 15.4 LTS 以上とサーバーレス コンピューティングの有効化が必要です。 専用コンピューティングの要件と制限事項を参照してください。