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TFSServiceControl コマンドを使用して、Azure DevOps Server で使用されているすべてのサービスとアプリケーション プールを停止または開始できます。 たとえば、データベースをバックアップまたは復元するとき、またはデプロイをあるコンピューターから別のコンピューターに移動するときに、このコマンドを使用します。
注
TFSServiceControl コマンドを使用して、バックアップや復元などのメンテナンス タスクに必要なすべての操作、サービス、およびアプリケーション プールが停止されるようにする必要があります。 TFSServiceControl コマンドによって実行されるすべてのタスクを手動で実行することはできません。
前提条件
Team Foundation Administrators セキュリティ グループのメンバー、アプリケーション層サーバーの Administrators グループのメンバー、および Azure DevOps Server で使用されるすべての SQL Server データベースの sysadmin セキュリティ グループのメンバーである必要があります。 「Azure DevOps Server の管理者アクセス許可を設定する」を参照してください。
管理者資格情報でログオンする場合でも、管理者特権のコマンド プロンプト ウィンドウを開いてこの機能を実行する必要があります。
TFSServiceControl [quiesce|unquiesce]
パラメーター
選択肢 | 説明 |
---|---|
休止 | Azure DevOps Server のデプロイ内のすべてのサービス、アプリケーション プール、および操作を停止または一時停止します。 これは、データベースの復元など、特定のメンテナンス タスクに必要です。 |
unquiesce | Azure DevOps Server のデプロイ内のすべてのサービス、アプリケーション プール、および操作を開始または再起動します。 これは、 休止 オプションを指定してコマンドを実行した後にサーバーを操作に戻すために必要です。 |
注釈
TFSServiceControl コマンドは、特定のメンテナンス タスクの一部として使用します。 休止オプションを指定すると、unquiesce オプションを指定するまでサーバーは動作しません。 既定では、 TFSServiceControl コマンドは %programfiles%\TFS 12.0\Tools ディレクトリにあります。
例
次の例は、Azure DevOps Server のデプロイを停止する方法を示しています。
TFSServiceControl quiesce
次の例は、Azure DevOps Server のデプロイを開始する方法を示しています。
TFSServiceControl unquiesce