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アプリのテスト中に診断データを収集します。 このデータは、テスト中に記録したバグに含まれます。 Web アプリやデスクトップ アプリから診断データを収集し、Azure Test Plans でそれを表示できます。
前提条件
| カテゴリ | 必要条件 |
|---|---|
| プロジェクト アクセス | プロジェクトのメンバーです。 |
| アクセスレベル | フィードバックを要求または提供するには: 少なくとも 利害関係者 のアクセス権が必要です。 |
| アクセス許可 | - バグやその他の作業項目の種類を追加または変更するには: 対応する [エリアパス] において [このノードの作業項目を編集] アクセス許可を [許可] に設定します。 - 新しいタグを追加するには: [タグ定義を作成] アクセス許可を [許可] に設定します。 詳細については、「テストのアクセス許可とアクセスを設定する」を参照してください。 |
Web アプリとデスクトップ アプリから診断データを収集する
テスト対象の Web アプリの場合は、Web ベースの Microsoft Test Runner を使用できます。 デスクトップ アプリの場合は、Test Runner デスクトップ クライアント をダウンロードしてインストールし、次のデータをオンデマンドで収集します。
詳細については、「探索的テストを行い、ブラウザーから直接フィードバックを送信する」を参照してください。
画面をキャプチャする
アプリから注釈付きスクリーンショットをキャプチャするには、次の手順を実行します。
テスト ランナーを開き、[スクリーンショットをキャプチャする] をアイコンを選択します。 データをキャプチャするアプリが選択されていることを確認します。
ドラッグしてキャプチャする画面の領域を選択するか、全画面表示のみをキャプチャします。
必要に応じて、スクリーンショットのタイトルを編集し、ツールバーのアイコンを使用して注釈とテキストを追加します。
スクリーンショットを保存します。
対話をイメージ アクション ログとしてキャプチャする
コンテキストを提供するイメージ アクション ログとして Web アプリまたはデスクトップ アプリとの対話をキャプチャするには、次の手順を実行します。
テスト ランナーを開くか、テスト ランナーに切り替えて、[ユーザー アクションをキャプチャする...] アイコンを選択します。 データをキャプチャするアプリが選択されていることを確認します。
テスト ランナーは、アプリのブラウザー タブまたはデスクトップ アプリで実行したすべてのアクションを記録します。
アクションの記録中にバグを作成すると、その時点まで収集されたすべてのデータがバグに含まれます。
[停止] を選択してアクションのキャプチャを完了します。アクション ログが添付ファイルとしてテスト結果に追加されます。
[ActionLog...] リンクを選択して、アクション ログにキャプチャされたデータを表示します。
ログが Web ブラウザーで開きます。
画面を記録する
アプリから画面の記録をキャプチャするには、次の手順を実行します。
テスト ランナーを開くか、テスト ランナーに切り替え、[画面の記録] アイコンを選択します。
画面全体を選択するか、録画を開始するアプリを選択します。
画面の記録中にバグを作成すると、記録が自動的に停止し、バグに追加されます。
[停止] ボタンを選択して、アクションの記録を完了します。 記録が添付ファイルとしてテスト結果に追加されます。
10 分後に記録を停止しないと、自動的に停止し、テスト結果の添付ファイルとして保存されます。 必要に応じて、[画面の記録] アイコンの記録を再開します。
ウィンドウの下部にある [ScreenRecording...] リンクを選択して、キャプチャされた記録を表示します。
診断データを表示する
診断データのキャプチャ中にバグを作成すると、その時点までキャプチャされたすべてのデータが、作成したバグに含まれます。 バグを保存する前に表示できます。
コード カバレッジ、IntelliTrace、テスト影響データなどの高度な診断データ (前述のデータ項目に加えて) を収集するには、Microsoft Test Manager でデータ コレクターおよびその他の実行 設定を構成し、Microsoft Test Manager を使用してテストを実行する必要があります。 詳細については、「Microsoft Test Manager での手動テストの実行」を参照してください。
Note
古いバージョンの Microsoft Test Manager をお持ちの場合は、最新バージョンにアップグレードすることをお勧めします。 ただし、Microsoft Test Manager 2015 以前のバージョンがインストールされている場合は、[オプションを指定して実行] を使用してテスト ランナーを起動するときに Microsoft Test Runner 2015 以前を選択できます。 Microsoft Test Manager でデータ コレクターおよびその他の実行設定を構成し、これらをテスト計画の既定設定として指定する必要があります。 詳細については、「Microsoft Test Manager での手動テストの実行」を参照してください。