このクイック スタートでは、 Azure portal を使用して Azure Storage にキューを作成し、メッセージを追加およびデキューする方法について説明します。
[前提条件]
Azure Storage にアクセスするには、Azure サブスクリプションが必要です。 まだサブスクリプションをお持ちでない場合は、開始する前に無料アカウントを作成してください。
Azure Storage へのすべてのアクセスは、ストレージ アカウントを介して行われます。 このクイックスタートでは、 Azure portal、Azure PowerShell、または Azure CLI を使用してストレージ アカウントを作成します。 ストレージ アカウントの作成については、「ストレージ アカウント の作成」を参照してください。
キューを作成する
Azure portal でキューを作成するには、次の手順に従います。
Azure portal で新しいストレージ アカウントに移動します。
ストレージ アカウントの左側のメニューで、[ キュー ストレージ ] セクションまでスクロールし、[ キュー] を選択します。
[+ キュー] ボタンを選択します。
新しいキューの名前を入力します。 キュー名は小文字にする必要があり、文字または数字で始まる必要があり、文字、数字、ダッシュ (-) 文字のみを含めることができます。
[ OK] を 選択してキューを作成します。
メッセージを追加する
次に、新しいキューにメッセージを追加します。 メッセージのサイズは最大 64 KB です。
ストレージ アカウント内のキューの一覧から新しいキューを選択します。
[+ メッセージの追加] ボタンを選択して、キューにメッセージを追加します。 [メッセージ] テキスト フィールドに メッセージ を入力します。
メッセージの有効期限を指定します。 [ 有効期限 ] フィールドに入力できる有効な値は、1 秒から 7 日間です。 明示的に削除されるまでキューに残るメッセージを示すには、[ メッセージが期限切れになりません ] を選択します。
メッセージを Base64 としてエンコードするかどうかを示します。 バイナリ データのエンコードをお勧めします。
[ OK] ボタンを選択してメッセージを追加します。
メッセージのプロパティを表示する
メッセージを追加すると、Azure portal にキュー内のすべてのメッセージの一覧が表示されます。 メッセージ ID、メッセージの内容、メッセージの挿入時間、およびメッセージの有効期限を表示できます。 このメッセージがデキューされた回数も確認できます。
メッセージをデキューする
Azure portal からキューの先頭からメッセージをデキューできます。 メッセージをデキューすると、メッセージは削除されます。
デキューでは、キュー内の最も古いメッセージが常に削除されます。
次のステップ
このクイック スタートでは、Azure portal でキューの作成、メッセージの追加、メッセージのプロパティの表示、メッセージのデキューを行う方法について説明しました。