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STARTOFYEAR

適用対象: 計算列計算テーブルメジャービジュアル計算

Note

この関数は、意味のない結果を返す可能性があるため、ビジュアル計算で使用することはお勧めしません。

日付列の入力では、指定した日付列の現在のコンテキストで年の最初の日付を返します。
カレンダー入力の場合、現在のコンテキストで、年の最初の日付のテーブルを返します。 テーブルには、すべてのプライマリタグ付き列とすべての時間関連列が含まれています。

構文

STARTOFYEAR(<dates> or <calendar>)

パラメーター

用語 定義
dates or calendar 日付またはカレンダー参照を含む列。
YearEndDate (省略可能)年の終了日の値。 日付列の入力にのみ適用されます。

戻り値

日付列入力の場合、1 つの列と日付値を持つ 1 つの行を含むテーブル。
カレンダー入力の場合、現在のコンテキストでの最初の年の日付のテーブル。 テーブルには、すべてのプライマリタグ付き列とすべての時間関連列が含まれています。

解説

  • dates 引数には、次のいずれかを指定できます。

    • 日付/時刻列への参照。
    • 日付/時刻値の単一列を返すテーブル式。
    • 日付/時刻値の単一列テーブルを定義するブール式。
  • ブール式に対する制約については、「CALCULATE」を参照してください。

  • 予定表を使用する場合は、 year_end_date パラメーターを指定しないでください。

  • この関数は、計算列または行レベル セキュリティ (RLS) 規則で使用する場合、DirectQuery モードでは使用できません。

次のサンプル数式では、現在のコンテキストの年の始まりを返すメジャーを作成します。

= STARTOFYEAR(DateTime[DateKey])

カレンダー ベースのタイム インテリジェンスの例

次のサンプル数式では、会計カレンダーの年の始まりに対応するタグ付き列を返すテーブルを作成します。

= STARTOFYEAR(FiscalCalendar)

日付と時刻関数のタイム インテリジェンス関数STARTOFQUARTERSTARTOFMONTHSTARTOFWEEK