派生クラスの同じ名前のプロパティまたはプロシージャによって、プロパティまたはプロシージャをオーバーライドできることを指定します。
注釈
Overridable修飾子を使用すると、クラス内のプロパティまたはメソッドを派生クラスでオーバーライドできます。
NotOverridable 修飾子を使用すると、派生クラスでプロパティまたはメソッドがオーバーライドされなくなります。 詳細については、「継承の 基本」を参照してください。
OverridableまたはNotOverridable修飾子が指定されていない場合、既定の設定は、プロパティまたはメソッドが基底クラスのプロパティまたはメソッドをオーバーライドするかどうかによって異なります。 プロパティまたはメソッドが基底クラスのプロパティまたはメソッドをオーバーライドする場合、既定の設定は Overridable。それ以外の場合は NotOverridable。
シャドウまたはオーバーライドして継承された要素を再定義できますが、2 つの方法には大きな違いがあります。 詳細については、「 Visual Basic でのシャドウ」を参照してください。
オーバーライドできる要素は、 仮想 要素と呼ばれることもあります。 オーバーライドできるが、そうである必要がない場合は、 具象 要素とも呼ばれます。
Overridableは、プロパティまたはプロシージャ宣言ステートメントでのみ使用できます。
結合修飾子
Private メソッドにOverridableまたはNotOverridableを指定することはできません。
同じ宣言でMustOverride、NotOverridable、またはSharedと共にOverridableを指定することはできません。
オーバーライドする要素は暗黙的にオーバーライド可能であるため、 Overridable を Overridesと組み合わせることはできません。
使用方法
Overridable修飾子は、次のコンテキストで使用できます。
こちらも参照ください
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