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ライフサイクル ワークフローの監査

ライフサイクル ワークフローを使用して作成されたワークフローを利用すると、組織内の ID ライフサイクルの Joiner-Mover-Leaver (JML) モデル内のどこに該当する場合でも、ユーザーのライフサイクル タスクを自動化できます。 ワークフローが正しく処理されるようにすることは、組織のライフサイクル管理プロセスの重要な部分です。 ワークフローが正しく処理されないと、セキュリティとコンプライアンスに関する多くの問題が発生するおそれがあります。 監査ログを使用すると、ライフサイクル ワークフローが最大 30 日間にわたって完了したすべてのアクションが記録されます。

監査ログ

ワークフローが処理されるたびに、イベントがログに記録されます。 これらのイベントは 監査ログ セクションに格納され、履歴および監査の目的でワークフローに関する情報を取得するために使用できます。 監査ログ サービス、カテゴリ、およびアクティビティは頻繁に変更される場合があります。

ワークフロー監査ログのスクリーンショット。

[ 監査ログ ] ページには、ライフサイクル ワークフローが実行したすべてのアクションの順次一覧が日付別に表示されます。 この情報から、次のパラメーターに基づいてフィルター処理できます。

フィルター 説明
日付 監査ログの特定の範囲を 24 時間から 30 日間までフィルター処理できます。
日付オプション テナントの現地時刻または UTC でフィルター処理できます。
Service ライフサイクル ワークフロー サービス。
カテゴリ ログに記録されるイベントのカテゴリ。 次の内容に分かれています。

その他- カスタム タスクに関連するイベント。

TaskManagement - ライフサイクル ワークフローによってログに記録されるタスク関連のイベント。

WorkflowManagement - ワークフロー自体を処理するイベント。
活動 カテゴリに基づく特定のアクティビティに基づいてフィルター処理できます。

この情報をフィルター処理すると、次のような他の情報をログに表示することもできます。

  • 状態: ログに記録されたイベントが成功したかどうか。
  • 状態の理由: イベントが失敗した場合は、理由が示されます。
  • ターゲット: ログに記録されたイベントが実行された相手。 Microsoft Entra オブジェクト ID として指定された情報。
  • 開始者 (アクター): ログに記録されるイベントの実行者。 ユーザー名によって指定された情報。

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