Data Factory for Microsoft Fabric の Functions アクティビティを使用すると、Fabric ユーザー データ関数と Azure Functions を実行できます。
前提条件
開始するには、次の前提条件を満たしている必要があります。
- アクティブなサブスクリプションが含まれるテナント アカウント。 無料でアカウントを作成できます。
- ワークスペースが作成されている。
UI を使用してパイプラインに Functions アクティビティを追加する
パイプライン内で Functions アクティビティを使用するには、次の手順を実行します。
アクティビティを作成する
ワークスペースに新しいパイプラインを作成します。
パイプラインの [アクティビティ] ペイン内で Functions を検索し、それを選択してパイプライン キャンバスに追加します。
注
次のスクリーンショットで強調表示されているように、Functions アクティビティを表示するには、メニューを展開し、下にスクロールする必要がある場合があります。
まだ選択されていない場合は、パイプライン エディターのキャンバスで新しい Functions アクティビティを選択します。
[全般設定] タブを構成するには、全般設定のガイダンスを参照してください。
設定の構成
設定タブを選択すると、実行する Functions アクティビティの種類を 2 つのラジオ ボタンから選択できます。
Fabric ユーザーデータ機能の活動に関する設定
[設定] タブで、[Fabric ユーザー データ関数] オプションを選択して、イベント ドリブン シナリオ用にカスタマイズしたユーザー データ関数を実行できます。 [ワークスペース] 情報を指定し、既存の [ユーザー データ関数] を選択するか新規作成し、実行する [Fabric 関数] を選択する必要があります。
2) Azure Functions アクティビティの設定
[設定] タブで、[Azure 関数] オプションを選択して関数を実行できます。 既存の Azure 関数接続を選択するか、新しいものを作成し、[Function relative URL]\(関数の相対 URL\) で、Azure 関数接続内の Azure アプリ関数への相対パスを指定します。また、[メソッド] には、URL に送信する HTTP メソッドを入力します。 実行中の関数に対して、必要な数の追加ヘッダーを指定することもできます。
オンプレミスまたは VNET データ ゲートウェイの使用
新しい Azure 関数接続を作成するときに、オンプレミス データ ゲートウェイ (OPDG) または VNET データ ゲートウェイを使用して、プライベート ネットワークの背後でセキュリティ保護された Azure Function App に接続することを選択できるようになりました。 OPDG の作成と構成に関するガイダンスについては、 オンプレミス データ ゲートウェイを作成する方法を参照してください。
VNET ゲートウェイを使用する場合は、 VNET データ ゲートウェイを作成する方法を参照してください。
ゲートウェイを正常に作成して構成すると、接続ダイアログの [データ ゲートウェイ] ドロップダウンの下に表示されます。
注
現在、Fabric ユーザー データ関数に OPDG または VNET データ ゲートウェイを使用することはサポートされていません。
パイプラインを保存して実行またはスケジュールする
パイプラインに必要なその他のアクティビティを構成したら、パイプライン エディターの上部にある [ホーム] タブに切り替え、[保存] ボタンを選択してパイプラインを保存します。 [実行] を選択して直接実行するか、[スケジュール] を選択してスケジュールを設定します。 ここで実行履歴を表示したり、他の設定を構成したりすることもできます。