次の方法で共有


Intune クライアント アプリのオプションの診断データ

Intune を使用すると、さまざまな Intune クライアント アプリを通じてユーザーの問題を検出、診断、修正するために、さまざまなオプション データが収集されます。 これらの収集したオプションの診断データは、組織内の問題が問題になる前に対処できるように、それらを事前に検出するのに役立ちます。 Intune クライアント アプリには次のものが含まれます。

  • iOS/iPadOS ポータル サイト
  • macOS ポータル サイト
  • Windows ポータル サイト
  • Android ポータル サイト
  • Android Intune アプリ
  • macOS 用の Microsoft Intune 管理エージェント
  • Microsoft Intune の管理の拡張
  • Android モバイル アプリ管理 (MAM)

Intune サービスを正常に実行するために、クライアントから収集されるオプションのデータは必要ありません。 収集されたデータは次のことを行うために役立ちます。

  • 問題を事前に検出、診断、修正するために役立つ、強化された情報を提供する
  • 製品とサービスの改善を行う

収集されるデータ

Intune クライアント アプリによって収集されるオプションの診断データは、次の領域に対応しています。

  • Microsoft が生成したユーザー情報
    • ユーザー ID のMicrosoft Entra
    • デバイス ID
    • 相互関係 ID
    • アプリ セッション ID
    • ユーザー セッション ID
  • 管理者とアカウント情報
    • テナント ID
    • テナント ID のMicrosoft Entra
  • ハードウェアとソフトウェアの情報
    • デバイスの OS バージョン
    • デバイス モデル
    • デバイス製造業者
    • アプリケーション ID
    • ユーザーの言語
    • ユーザーのタイム ゾーン
  • サービス イベントとエラー情報
    • 登録イベント
    • エラー イベント
      • ネットワーク エラー
      • ランタイム エラー
      • タスク スケジュールのエラー
      • 登録エラー
      • Microsoft Entra認証エラー
    • クラッシュ レポート
    • 同意の状態
    • コンプライアンスのステータス
    • ポリシーの状態
  • ポータル サイトのイベント
    • ポータル サイトのエラー
    • ポータル サイトのページ アクション
    • ポータル サイト ページ ビュー
    • ポータル サイトのバージョン
  • パフォーマンス測定
    • 期間
    • 応答時間

収集されないデータ

データには、次のような顧客情報は含まれません。

  • デバイス名
  • 電話番号
  • ユーザーのファイルまたは写真へのコンテンツ。

データ収集を無効にする

Microsoft は、このオプションのデータを共有する正当な理由があると考えています。 Microsoft 365 Apps for enterprise アプリケーションおよびサービスの使用時に Microsoft によって収集されるすべてのオプションの診断データは、ISO/IEC 19944-1:2020 (8.3.3 節) 標準で定義されているように匿名化されます。

ユーザーは、個々のデバイスに対して使用状況データの収集を無効にすることができます。

次の手順

Intune でのデータ収集に関する詳細情報を確認します。