これらの設定は、管理ポータルの [テナント設定] セクションで構成されます。 テナント設定にアクセスして使用する方法については、「テナント設定について」を参照してください。
コンテンツ作成者用の使用状況メトリック
この設定を有効にすると、組織内のユーザーは、適切なアクセス許可を持つダッシュボード、レポート、セマンティック モデルの使用状況メトリックを表示できます。
詳細については、「ワークスペースで使用状況メトリックを監視する」を参照してください。
コンテンツ作成者用の使用状況メトリックのユーザーごとのデータ
この設定を有効にすると、コンテンツ作成者アカウント情報 (ユーザー名やメール アドレスなど) がメトリック レポートに公開されます。 すべてのユーザーを対象にこの情報を収集することを望まない場合は、指定したセキュリティ グループに対して、または組織全体に対して、この機能を無効にすることができます。 そうすると、除外されたユーザーのアカウント情報は、レポートに [名前なし] として表示されます。
既定では、使用状況メトリックに対してユーザーごとのデータが有効になっています。
Fabric Capacity Metrics アプリとレポートにユーザー データを表示する
この設定を有効にすると、名前やメール アドレスを含むアクティブなユーザー データが Microsoft Fabric Capacity Metrics アプリとレポートに表示されます。 既定では、この設定は有効になっています。
ワークスペース管理者の Azure Log Analytics 接続
Power BI と Azure Log Analytics の統合により、Fabric 管理者と Premium ワークスペース所有者は、Premium ワークスペースを Azure Log Analytics に接続して、接続されたワークスペースを監視できます。
この設定を有効にすると、管理者と Premium ワークスペースの所有者は、Power BI 用に Azure Log Analytics を構成できます。
ワークスペース管理者はワークスペースの監視を有効にすることができます
この設定を有効にすると、ワークスペース管理者は自分のワークスペースの監視を有効にすることができます。 ワークスペース管理者が監視を有効にすると、KQL データベースを含む読み取り専用のイベントハウスが作成されます。 イベントハウスおよび KQL データベースがワークスペースに追加されると、ログ記録が有効になり、データが該当するデータベースに送信されます。 ワークスペース監視を有効にします。これは、ワークスペース管理者がワークスペースを監視できるようになる機能です。
Microsoft は、サポート調査に役立つクエリ テキストを保存できます
この設定を有効にすると、Microsoft は、ユーザーがレポートやダッシュボードなどの Fabric アイテムを使用するときに生成されるクエリ テキストを保存できます。 このデータは、セマンティック モデルなどの Fabric アイテムのパフォーマンスと機能に関連する複雑な問題をデバッグおよび解決するために必要な場合があります。 既定では、この設定は有効です。
クエリ テキスト データの保存と保持は、データのセキュリティとプライバシーに影響を与える可能性があります。 サポートを容易にするために設定をオンのままにしておくことをお勧めしますが、クエリ テキストの保存を許可しない組織の要件がある場合、または他の理由でこの機能をオプトアウトする場合は、次のように機能をオフにすることができます。
- 管理ポータルの [テナント設定] タブに移動します。
- [Microsoft がサポート調査に役立つクエリ テキストを保存できる] という設定を見つけます。 これは、[監査と使用状況] セクションにあります。 [テナント設定] タブの検索ボックスを使用すると、検索に役立ちます。
- トグルを [無効] に設定します。
診断クエリ テキスト ストレージ機能の詳細については、「診断クエリ テキスト ストレージ」を参照してください。