Power BI Report Server のページ分割されたレポート データ ソースは、SQL Server Reporting Services のデータ ソースと一致するため、既存の接続の知識を再利用できます。 この記事では、OData 共有データセットと Oracle UseInstalledUICulture 設定を使用してサポートされているソースとハイライトをまとめます。
共有データセットを OData フィードとして使用する
共有データセットを OData フィードとして使用するには:
- データセットの OData フィード URL をコピーします。
- Power BI Desktop (レポート サーバー互換) で、[ データの取得] > [OData フィード] を選択し、URL を貼り付けます。
- 詳細オプションで型列を開くを有効にして、スキーマを整形します(省略可能)。 標準モデリングを続行します。 その他の機能については、 OData フィード コネクタに関するページを参照してください。
UseInstalledUICulture を使用して Oracle データ ソースに接続する
Power BI Report Server は、Oracle データ ソースに接続するために、NLS に依存しない Oracle Data Provider for .NET (ODP.NET) を使用します。
既定では、レポート サーバーは最初のクライアントの UI カルチャを使用して ODP.NET を読み込みます。 その結果、後続の Oracle 接続では、サービスを再起動するまで、その初期 UI カルチャが使用されます。 この動作により、UI カルチャの不一致が原因でレポートの表示に関する問題が発生する可能性があります。
Power BI Report Server には、 UseInstalledUICultureという名前の構成設定が含まれています。
UseInstalledUICultureを true に設定すると、レポート サーバーは、最初のクライアントのカルチャではなく、サーバー UI カルチャに ODP.NET を読み込みます。 この設定は、2020 年 3 月のサービス リリース以降で使用できます。
この機能を有効にするには、次のように、 rsreportserver.config ファイル内の ORACLE 拡張機能エントリを変更します。
<Extension Name="ORACLE" Type="Microsoft.ReportingServices.DataExtensions.OracleClientConnectionWrapper,Microsoft.ReportingServices.DataExtensions">
<Configuration>
<UseInstalledUICulture>true</UseInstalledUICulture>
</Configuration>
</Extension>
関連コンテンツ
- データ ソースに接続したら、 ページ分割されたレポートを作成します。
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