Get-FocusedInbox
このコマンドレットは、クラウドベースのサービスでのみ使用できます。
Get-FocusedInbox コマンドレットを使用して、organization内のメールボックスの優先受信トレイ構成を表示します。
以下の構文セクションのパラメーター セットの詳細については、「Exchangeのコマンドレット構文」を参照してください。
構文
Get-FocusedInbox
-Identity <MailboxIdParameter>
[-UseCustomRouting]
[<CommonParameters>]
説明
優先受信トレイは、Outlook の Outlook on the web 以降のバージョンの [優先] タブと [その他] タブに受信トレイを分離する、優先受信トレイの代わりです。 重要な電子メールは [優先] タブに入れられ、他のものは [その他] タブに入れられます。
このコマンドレットを実行する際には、あらかじめアクセス許可を割り当てる必要があります。 このトピックにはこのコマンドレットのすべてのパラメーターが一覧表示されていますが、自分に割り当てられているアクセス許可に含まれていない一部のパラメーターにはアクセスできません。 コマンドレットを組織内で実行するために必要になるアクセス許可とパラメーターを調べるには、「 Find the permissions required to run any Exchange cmdlet」を参照してください。
例
例 1
Get-FocusedInbox -Identity julia@contoso.com
次の使用例は、 julia@contoso.comのメールボックスの優先受信トレイ構成を返します。
パラメーター
-Identity
適用対象: Exchange Online、Exchange Online Protection
Identity パラメーターは、表示するメールボックスを指定します。 メールボックスを一意に識別する任意の値を使用できます。 次に例を示します。
- 名前
- Alias
- 識別名 (DN)
- 正規 DN
- ドメイン\ユーザー名
- 電子メール アドレス
- GUID
- LegacyExchangeDN
- SamAccountName
- ユーザー ID またはユーザー プリンシパル名 (UPN)
型: | MailboxIdParameter |
配置: | Named |
規定値: | None |
必須: | True |
パイプライン入力を受け取る: | False |
ワイルドカード文字を受け取る: | False |
-UseCustomRouting
適用対象: Exchange Online、Exchange Online Protection
{{ Fill UseCustomRouting Description }}
型: | SwitchParameter |
配置: | Named |
規定値: | None |
必須: | False |
パイプライン入力を受け取る: | False |
ワイルドカード文字を受け取る: | False |