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Get-SPOMalwareFile

SharePoint に格納されている感染ファイルのマルウェア関連の情報を抽出して表示します。

構文

Default (既定)

Get-SPOMalwareFile
    [-FileUri] <Uri>
    [<CommonParameters>]

説明

Get-SPOMalwareFile コマンドレットは、1 つのファイルで実行されます。 ファイルがマルウェアに感染している場合は、siteURL、filePath、malwareStatus フラグ、malwareInfo (該当する場合) を含む SPOMalwareFile 型のオブジェクトが返されます。 Get-SPOMalwareFile コマンドレットを実行するには、SharePoint Online 管理者である必要があります。 このコマンドレットは、マルウェアに感染していないファイルでは機能しないことに注意してください。

SharePoint Online の Windows PowerShell のアクセス許可と最新の情報については、「SharePoint Online 管理シェルの概要」を参照してください。

例 1

 Get-SPOMalwareFile -FileUri "https://contoso.com/sites/Marketing/Shared Documents/Doc1.docx"

例 1 は、siteURL、filePath、malwareStatus フラグ、malwareInfo (該当する場合) を含む SPOMalwareFile 型のオブジェクトを返します。

パラメーター

-FileUri

適用対象: SharePoint Online

ファイルの完全な URL。

パラメーターのプロパティ

型:System.Uri
規定値:None
ワイルドカードのサポート:False
DontShow:False

パラメーター セット

(All)
配置:0
必須:True
パイプラインからの値:False
プロパティ名別のパイプラインからの値:False
残りの引数からの値:False

CommonParameters

このコマンドレットでは、一般的なパラメーター -Debug、-ErrorAction、-ErrorVariable、-InformationAction、-InformationVariable、-OutBuffer、-OutVariable、-PipelineVariable、-ProgressAction、-Verbose、-WarningAction、-WarningVariable の各パラメーターがサポートされています。 詳細については、「about_CommonParameters」を参照してください。

入力

None

出力

System.Object

メモ

Get-SPOMalwareFile コマンドレットは、SPOMalwareFile型のオブジェクトを返します。 感染したファイルのファイル ストリームを取得するには、このオブジェクトをパラメーターとして Get-SPOMalwareFileContent コマンドレットに渡します。