Microsoft Purview 統合カタログのデータ監視機能により、ソース間のデータ フローとしてのデータ資産の正常性を鳥瞰的に確認できます。 データ スチュワード、エキスパート、およびデータ正常性に対する責任を負うユーザーは、データ資産を 1 つの画面で表示でき、ガバナンス ドメインの構造まで、データ資産の系列を表示できます。 この 1 つのビューを使用すると、ユーザーはデータの開始と終了、問題の内容、およびレポート義務への影響を把握できます。
データの監視のしくみ
データ監視の視覚化により、データ品質などのMicrosoft Purview データ マップ、技術的なデータ系列、統合カタログなどのすべてのメタデータがまとめられます。 データ監視機能は、コンテキスト ビューとオンデマンド カスタム ビューを 1 つの図で提供します。
メタデータを 1 か所で適切に表示することで、データ資産全体でデータ品質がどのように変化しているか、データがどのように使用され、誰が使用されているかに関する質問を調べます。 データ資産全体を一度に表示すると、中央データ チームまたはフェデレーション データ チームは、メタデータ、所有権、データ品質、またはデータ アーキテクチャの改善をすばやく特定できます。
注:
データの可観測性では、視覚化で使用される系列やメタデータは作成されません。 系列を追加していない場合、またはガバナンス ドメインとビジネスの概念をまだ作成していない場合、画面には表示するデータ資産の量が制限されます。
統合カタログで可観測性が現れる場所
ガバナンス ドメイン、データ製品、用語集の用語の詳細ページを確認すると、[ 監視可能性 ] タブが表示されます。 また、左側のナビゲーションの [正常性管理] の [データ監視 (プレビュー)] ページには、データ資産全体のカスタム ビューが表示されます。 詳細については、「 監視ビュー 」を参照してください。
注:
データの監視を確認して操作するには、特定のロールが必要です。 詳細については、「統合カタログ ロール」を参照してください。