適用対象:SQL Server
データベース エンジン の各インスタンスは、インスタンスによってホストされているデータベース用に定義されているパフォーマンスと可用性の要件を満たすように構成する必要があります。 データベース エンジン には、リソースの使用などの動作や、監査またはトリガー再帰などの機能の可用性を制御する構成オプションがあります。
インスタンスの構成
データベースを運用環境にデプロイする場合、多くの場合、データベースに必要なパフォーマンスレベルやデータベースの必要な可用性レベルなどの領域を定義するサービス レベル アグリーメント (SLA) があります。 SLA の条件によって、通常はインスタンスの構成要件が決まります。
インスタンスは、通常、インストールの直後に構成されます。 初期構成は、インスタンスに配置されることになる種類のデータベースの SLA 要件によって決められるのが一般的です。 データベースがデプロイされると、データベース管理者はインスタンスのパフォーマンスを監視し、パフォーマンス メトリックでインスタンスが SLA 要件を満たしていないことを示す場合は、必要に応じて構成設定を調整します。
構成タスク
| タスクの説明 | [アーティクル] |
|---|---|
| インスタンスの各種構成オプションとその表示方法、変更方法について説明します。 | サーバー構成オプション |
| インスタンス内の新しいデータ ファイルとログ ファイルの既定の場所を表示および構成する方法について説明します。 | データ ファイルとログ ファイルの既定の場所を表示または変更する |
| ソフト NUMA を使用するための SQL Server の構成方法について説明します。 | ソフト NUMA (SQL Server) |
| TCP/IP ポートを NUMA (non-uniform memory access) ノード関係にマップする方法について説明します。 | NUMA ノードへの TCP/IP ポートのマッピング (SQL Server) |
| Windows の "メモリ内のページのロック" ポリシーを有効にする方法について説明します。 このポリシーにより、プロセスを使用して物理メモリにデータを保持できるアカウントを指定し、ディスク上の仮想メモリへのデータのページングを防止します。 | [メモリ内のページのロック] オプションを有効にする (Windows) |