適用対象:SQL Server
この記事では、Azure Portal で Azure Arc によって有効になっている SQL Server へのクライアント接続を表示する方法について説明します。
注
Azure portal の SQL Server 接続ビューは現在プレビュー段階です。
SQL Server 接続を表示する
SQL Server インスタンスへのすべてのクライアント接続の概要を表示するには、次の手順に従います。
- Azure portal で Azure Arc によって有効になっている SQL Server のインスタンスを選択します。
- [ 監視] で、[ SQL Server 接続] を選択します。
- (必要に応じて)過去 30 日以内の優先期間の接続を表示するには、時間範囲を使用します。
ビューで集計されたデータを確認します。
列名 | 説明とバージョン固有の情報 |
---|---|
プログラム名 | セッションを開始したクライアント プログラムの名前。 |
クライアント インターフェイス名 | クライアントがサーバーとの通信に使用するライブラリ/ドライバーの名前。 |
データベース名 | 1 時間ごとのスナップショット内のセッションの現在のデータベースの名前。 |
要求の終了時刻 | 1 時間ごとのスナップショットからの最後の要求の終了時刻。 接続されたクライアント プログラムがデータベースを最近使用した方法を示すインジケーター。 |
合計書き込み数 | 時間単位のスナップショットに表示される、クライアント プログラムからデータベースへの書き込みの集計数。 |
合計読み取り数 | 時間単位のスナップショットに表示される、クライアント プログラムからデータベースへの読み取りの集計数。 |
経過時間 | 時間単位のスナップショットに示されているように、クライアント プログラムからの合計接続時間 (ミリ秒)。 |
数える | 1時間ごとのスナップショットで確認される一意のセッションの数。 個別のセッションは、ログイン時刻を使用して識別されます。 |
データはどのように収集されますか?
既定では、Azure Arc で有効になっているすべての SQL Server インスタンスで SQL Server 接続ビューを使用できます。データ収集は、インスタンスが Azure に接続されるとすぐに開始されます。 Azure Connected Machine エージェントは、1 時間 ごとにsys.dm_exec_sessions 自動的にポーリングします。 ポータルにデータ収集時間が表示されます。 サービスはデータを 30 日間保持します。
ポータルで選択した時間の範囲内の接続データに基づいて、クライアント接続データが集計され、ビューにテーブルとして表示されます。
接続ビューを無効にする
SQL Server 接続ビューは既定で有効になっているため、無効にしてデータ収集を停止することができます。 SQL Server 接続ビューは、Azure portal または Azure CLI を使用して無効にすることができます。
SQL Server 接続ビューを無効にするには、次の手順に従います。
Azure portal の Azure Arc によって有効になっている SQL Server の [概要] ページで、[SQL Server 接続] を選択して [SQL Server 接続] ウィンドウを開きます。
[SQL Server 接続] ウィンドウで、コマンド バーから [無効] を選択します。 [SQL クライアント接続の無効化] 情報ボックスで [はい] を選択します。
接続ビューを有効にする
SQL Server 接続ビューとデータ収集が無効になっている場合は、Azure portal または Azure CLI を使用して再度有効にすることができます。
SQL Server 接続ビューを無効にするには、次の手順に従います。