この記事では、Azure Arc on US Government リージョンで有効になっている SQL Server で現在使用できる機能と制限事項について説明します。 また、次のことも行います。
- SQL Server を米国政府リージョンにオンボードする方法のガイドライン
- 既知の問題と問題を回避するためのオプションを一覧表示します
Azure Arc で有効になっている SQL Server を使用して、米国政府機関リージョンの SQL Server Azure Arc リソースを管理できます。 Azure リソースと同様に、Azure Government ポータルでこれらのリソースを表示します。 ポータルには、政府機関向けクラウドで SQL Server 資産を監視および整理するための 1 つのウィンドウが用意されています。
現時点では、次の機能のみを使用できます。
- 米国政府のバージニア地域
- Windows オペレーティング システムの場合
Azure Arc によって SQL Server が有効になっている場合、米国政府機関や組織は、Azure Government ポータルからセキュリティで保護された準拠した方法で、Azure 外部の SQL Server インスタンスを管理できます。
前提
SQL Server バージョン 1.1.3119.307 以降の Azure 拡張機能が必要です。
最新の更新プログラムは、 リリース ノート (Azure Arc で有効になっている SQL Server) で入手できます。
SQL Server をセットアップする
SQL Server をオンボードするには、Azure (US Gov) ポータルから次の手順を実行します。
利用可能な機能
現在、米国政府機関バージニアリージョンでは、SQL Server の登録には次の機能が用意されています。
- SQL Server を Azure Arc に接続し (オンボード)、SQL Server インスタンスを Azure Arc に接続します。
- Azure portal の次の機能を含む SQL Server インベントリ。
- SQL Server インスタンスを Azure リソースとして表示します。
- Azure リソースのデータベースを表示します。
- 各サーバーのプロパティを表示します。 たとえば、各インスタンスのバージョン、エディション、データベースを表示できます。
- 運用環境で拡張セキュリティ更新プログラムをサブスクライブします。
- Azure Arc で有効になっている SQL Server のライセンスと課金を管理します。
- 仮想コアのライセンス。
他のすべての機能 は現在使用できません。
制限事項
- フェールオーバー クラスター インスタンスのオンボードは現在サポートされていません。