リソースのクリーンアップ
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を使って Azure にリソースをデプロイしてプロビジョニングするプロセスを完了しました。 環境での作業が完了したら、予期しないコストを回避するために、必ず使用されていないリソースを削除してください。
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では、1 つのコマンドでプロビジョニングされたすべてのリソースを削除できます。
コマンド プロンプトを開いてプロジェクトのルート ディレクトリに移動し、次のコマンドを実行します。
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により、削除されるリソース グループの詳細を示すメッセージが出力され、続行の確認を求められます。 Azure portal へのリンクに従って、リソース グループに含まれているリソースの詳細を確認できます。リソースを削除することが確実な場合は、「 y 」と入力して確認します。
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によってリソースが削除され、タスクの完了時に確認メッセージが出力されます。 リソースの削除には数分かかる場合があります。
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テンプレートではコードとしてのインフラストラクチャが実装されていることを覚えておくことが重要です。 つまり、すべての変更を azd up
テンプレートの更新を通じて実装していると仮定すれば、azd
コマンドをもう一度実行するだけで、以前とまったく同じように環境を再作成できます。 Azure portal やその他のツールを通じて行った変更は、azd
テンプレートで自動的に追跡されたり更新されたりすることはありません。
リソースを手動で削除する
Azure portal を使って、azd
によって作成されたリソースを削除することもできます。
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を実行する前に誤ってローカル テンプレートを削除した場合や、azd down
コマンドで何らかの種類の予期しないエラーが発生した場合は、この方法を選択できます。
Azure portal でリソース グループを検索するか、リソース グループの一覧ページに移動して、 リソース グループ を見つけます。
リソース グループを選択して、概要ページを開きます。
ページの上部にある [ リソース グループの削除 ] を選択して、[ リソース グループの削除 ] ダイアログを開きます。 リソース グループ名を入力して削除を確認し、[削除] を選択 します。 削除を確定するには、もう一度 [ 削除 ] を選択します。