Azure 仮想デスクトップについて説明する
もう 1 つの種類の仮想マシンは、Azure Virtual Desktop です。 Azure Virtual Desktop は、クラウド上で実行されるデスクトップおよびアプリケーション仮想化サービスです。 これにより、任意の場所からクラウドでホストされているバージョンの Windows を使用できます。 Azure Virtual Desktop は、デバイスやオペレーティング システム間で動作し、リモート デスクトップや最新のブラウザーにアクセスするために使用できるアプリで動作します。
次のビデオでは、Azure Virtual Desktop の概要について説明します。
セキュリティを強化する
Azure Virtual Desktop では、Microsoft Entra ID を使用してユーザーのデスクトップの一元的なセキュリティ管理を提供します。 多要素認証を有効にして、ユーザーのサインインをセキュリティで保護できます。また、詳細なロールベースのアクセス制御 (RBA) をユーザーに割り当てることで、データへのアクセスをセキュリティで保護することもできます。
Azure Virtual Desktop では、データとアプリはローカル ハードウェアから分離されます。 実際のデスクトップとアプリはクラウドで実行されています。つまり、個人のデバイスに機密データが残されるリスクが軽減されます。 さらに、ユーザー セッションは、単一セッション環境とマルチセッション環境の両方で分離されます。
マルチセッション Windows 10 または Windows 11 の展開
Azure Virtual Desktop を使用すると、Windows 10 または Windows 11 Enterprise マルチセッションを使用できます。これは、1 つの VM で複数の同時ユーザーを有効にする唯一の Windows クライアント ベースのオペレーティング システムです。 また、Azure Virtual Desktop は、Windows Server ベースのオペレーティング システムと比較して、より広範なアプリケーション サポートでより一貫性のあるエクスペリエンスを提供します。