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IOMMU_DMA_DEVICE_INFORMATION構造体 (wdm.h)

IOMMU DMA デバイスの PASID (プロセス アドレス空間識別子) の機能と構成に関する情報が含まれています。 この構造体は、 IOMMU_DEVICE_QUERY_INFORMATION 関数によって返されます。

構文

typedef struct _IOMMU_DMA_DEVICE_INFORMATION {
  BOOLEAN DefaultPasidEnabled;
  BOOLEAN PasidTaggedDmaEnabled;
  BOOLEAN PasidFaultsSuppressed;
} IOMMU_DMA_DEVICE_INFORMATION, *PIOMMU_DMA_DEVICE_INFORMATION;

メンバー

DefaultPasidEnabled

デバイスで既定の PASID が有効になっているかどうかを示す ブール 値。 TRUE の場合、デバイスは DMA 操作の既定の PASID で動作します。 FALSE の場合、デバイスには既定の PASID が構成されていません。

PasidTaggedDmaEnabled

デバイスが PASID タグ付き DMA 操作をサポートしているかどうかを示す ブール 値。 TRUE の場合、デバイスは PASID タグを使用して DMA 操作を実行し、複数のアドレス空間を有効にすることができます。 FALSE の場合、デバイスは PASID タグ付き DMA をサポートしません。

PasidFaultsSuppressed

このデバイスに対して PASID 関連のエラーが抑制されるかどうかを示す ブール 値。 TRUE の場合、PASID エラーは抑制され、報告されません。 FALSE の場合、PASID エラーは正常に報告されます。

注釈

この構造体は、高度なメモリ管理シナリオに使用されるデバイスの PASID 機能に関する重要な情報を提供します。

要求事項

要件 価値
ヘッダー wdm.h (Wdm.h を含む)

こちらも参照ください

IOMMU_DEVICE_QUERY_INFORMATION

IOMMU_PASID_DEVICE_CREATE

DMA_IOMMU_INTERFACE_V3