次の方法で共有


refsutil ストリームスナップショット

refsutil streamsnapshot コマンドを使用すると、Resilient File System (ReFS) 内のファイル内のデータ ストリームのスナップショットを管理できます。 指定した時点で、データ ストリームのスナップショットを作成、削除、一覧表示、または比較できます。 file.dat ファイルには、スナップショットを作成、削除、一覧表示、または比較するデータ ストリームが含まれています。 基本的には、このユーティリティが操作を実行するターゲット ファイルです。

構文

refsutil streamsnapshot [/c <name>] [/l] [/d <name>] [/q <name>] <file[:stream]>

パラメーター

パラメーター 説明
/c <name> 現在の時点で<name>によって指定されたストリームのfile[:stream]という名前のスナップショットを作成します。 このオプションは、 /d/l、および /qと相互に排他的です。
/d <name> 指定したファイル <name>から <file> という名前のスナップショットを削除します。 このパラメーターは、ファイル パスの [:stream] 部分を無視し、 /c/l、および /qと相互に排他的です。
/l <name> 指定したfile[:stream]に一致する<name>で指定されたストリームのすべてのスナップショットを一覧表示します。 ワイルドカードは、 <name>で使用できます。 このパラメーターは、 /c/d、および /qと相互に排他的です。
/q <name> スナップショット <name> と、 [:stream]で指定されたストリームの現在の状態との間のすべての変更を一覧表示します。 どちらも同じスナップショット チェーン内のストリームを参照する必要があります。 <name>[:stream]よりも古くなります。 このパラメーターは、 /c/d、および /lと相互に排他的です。

[:stream]指定されていない場合、このユーティリティは既定の名前のないデータ ストリーム ($DATA) に対して機能します。

例示

現在の時点でストリームの "snapshot_jan_2024" という名前のスナップショットを作成するには、次のコマンドを実行します。

refsutil streamsnapshot /c "snapshot_jan_2024" C:\file.dat

"snapshot_jan_2024" という名前のスナップショットをファイルから削除するには、次のコマンドを実行します。

refsutil streamsnapshot /d "snapshot_jan_2024" C:\file.dat

*ワイルドカードを使用して、任意のパターンに一致するファイル内のストリームのすべてのスナップショットを一覧表示するには、次のコマンドを実行します。

refsutil streamsnapshot /l "*" C:\file.dat

スナップショット "snapshot_jan_2024" とストリーム "snapshot_feb_2024" の間のすべての変更を一覧表示するには、次のコマンドを実行します。

refsutil streamsnapshot /q "snapshot_jan_2024" C:\file.dat:snapshot_feb_2024