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クライアント API Xrm オブジェクト

Xrm オブジェクトは、クライアント API の実行コンテキストを使用しなくてもコードでグローバルに使用できます。

Xrmオブジェクト モデル

次の図はXrmオブジェクト モデルを表しています:

Xrmオブジェクト モデル

Xrmオブジェクトの各ネームスペースについての情報はこちら:

Namespace プロパティ
Xrm.App アプリ関連のメソッドを提供します。
Xrm.Copilot 登録された Microsoft Copilot Studio トピックを実行するメソッドを提供します。
Xrm.Device ネイティブ デバイス機能を使用するメソッドを提供します。
Xrm.Encoding 文字列をエンコードするためのメソッドを提供します。
Xrm.Navigation モデル駆動型アプリのフォームおよびアイテムを操作するためのメソッドを提供します。
Xrm.Panel モデル駆動型アプリ フォームのサイド ウインドウで Web ページを表示するメソッドを提供します。
Xrm.Utility 有用なメソッドのコンテナを提供します。
Xrm.WebApi Web API を使用してレコードを作成および管理し、Web API アクションおよび関数を実行するメソッドを提供します。

Xrm.WebApi.オフライン: オフライン モードを使用中にモデル駆動型アプリ モバイル クライアントのレコードを作成および管理するメソッドを提供します。

Xrm.WebApi.online: サーバーに接続しているときに、Web API を使用してレコードを作成および管理し、Web API アクションおよび関数を実行するメソッドを提供します。

クライアントAPIグローバルコンテキスト

Xrm.Utility.getGlobalContext メソッドをフォームで使用して、フォーム実行コンテキストを経由せずにスクリプトが実行される組織、ユーザー、またはクライアント固有の情報を取得します。 getGlobalContext の使用は、Xrm.Page.context を使用してグローバルコンテキストを取得するために、フォームコンテキストを使用する必要があった以前のバージョンからの変更です。

ヒント

Xrm.Page.context は現在のリリースで 廃止され、バージョン 9.0 またはそれ以降を対象とするコード内のグローバル コンテキストを取得するために、新しい Xrm.Utility.getGlobalContext メソッドを使用する必要があります。

スタンドアロン HTML Web リソースのグローバル コンテキスト情報にアクセスするには、ClientGlobalContext.js.aspx に対する参照を Web リソースに含めてから、GetGlobalContext 関数を使用する必要があります。 詳細情報: GetGlobalContext 関数および ClientGlobalContext.js.aspx

クライアント API オブジェクト モデルについて
廃止されたクライアント API